ここ最近見た映画の覚書をば


『SPACE BATTLESHIP ヤマト』
言わずと知れた『宇宙戦艦ヤマト』の実写版。近未来、宇宙より現れた正体不明の敵に、放射能づけにされてしまった地球。そこへこれまた贈り主不明の「助けてやっからここまでこいや」みたいなメッセージが届きます。人類(というか日本人)は、そのメッセージに最後の希望を託し、宇宙戦艦ヤマトを派遣します


旧作に関して記憶がおぼろげなわたしがまず思い浮かべたのは『アルマゲドン』ですね。あれに感動できた方にはおすすめです。いろいろ細かいアラが気になってしまった人にはおすすめできません
わたしは、一応自分をごまかしきりました。涙ぐみさえしました。本当にバカじゃないの(笑)
土煙の中からヤマトが姿を現したり、グリングリン回転したりする映像は、実写ではこれまでなかったものでしょう。そういう点では評価に値するのではないでしょうか


ロビン・フッド
言わずと知れた英国の義賊ロビン・フッドの伝説を映画化。十字軍の遠征からヒーコラ帰ってきた歴戦の兵士ロビンは、行きがかりからある剣をノッティンガムの領主に届けることになる


これ、正確にはロビン・フッドの話というより、プレ・ロビン・フッドの話ですね。一介の兵士がどうして英雄となり、国に弓引くようになったのか。その過程を描いた作品。それはそれでまあ楽しめました
ただ、最近のリドリー・スコットは手堅く楽しませてくれる半面、予想を超える「何か」はないような・・・ この映画もマイ・リドスコベストである『グラディエイター』を超えることはなかったです


デイブレイカー
奇病の発生により人類のほとんどが吸血鬼と化してしまった世界。そのため彼らの食料である「人間の血液」が大幅に減少。食料不足を解決するため、あるバンパイアの研究者は必死にその解決策を見出そうとするが・・・


アメリカ人が大好きな吸血鬼映画を一風ひねってみた作品。こういうデストピアSFというのは、絶望感をあおればあおるほど、話にのめりこみやすくなるような気がします。うん、この映画もいい感じに絶望的でしたよ!
その果てにやっぱり絶望が待っているのか、かすかな希望がさすのかはご自分でご覧になってお確かめください


えーと、あと漫画は『キングダム』を16巻まで読みました。これで未読の既刊はあと4冊
11〜16巻は重要なキャラクターが退場するエピソードということもあって、ほぼ一気に読んでしまいました
この漫画、作品のムードはとっても健康的なんだけど、首や手足が数え切れないくらいポンポン飛んでたりします。某都知事に見つかったらやっぱり怒られちゃうのかな、なんてことを考えながら読んでました・・・