sga8512010-12-27

先週の金曜・土曜は本年の映画納めということで一挙に四本見てまいりました
まず金曜は地元で『ゾンビランド』と『トロン・レガシー』を
ゾンビランド』は奇病でゾンビだらけになった世界で、オタク青年といかれたマッチョがノリとユーモアと32のルールで旅をする話
わたし思うんですけど、こんだけ飽きもせずゾンビ映画が作られてるということは、きっと近い将来そんな世界が来ることの暗示だと思うんですよね
でもこの映画さえ見ておけば、そんな世界でも明るくハッピーにやっていけるコツがつかめます
『トロン・レガシー』は80年代に作られたSF映画の続編。消息を絶った父のあとをおって、主人公がコンピューター内の世界で戦いを繰り広げる・・・という話なんですが、いかんせん寝不足と満腹と3Dによる目の負担でずっとうとうとしながら見てました。そんなわけで話も微妙にわからずじまい。あーもったいねー


あくる土曜はちょっと出張して、まず川崎で『キック・アス』。勘違い野郎なオタクくん(またかよ)が、ある日ヒーローになろうと決意して奮闘するもボコボコにされる話
キックくんのキャラがあまりに痛々しくて身もだえしながら見てましたが、それはそれで深いテーマもあり
アメコミ好きには「それそれ」と言いたくなるようなネタがぎっしりつまっていて、その道の人なら楽しめることうけあいです
上映中字幕がぼやけた時が何度かあり、そのため劇場の人がしきりに謝りながら無料招待券をくださいました。やったー!と思いましたが、この劇場でまた見ることはあるだろうか・・・
もう一本は渋谷で『レバノン』。レバノン戦争に従事した兵士たちの恐怖の一日を、ずっと戦車の中から見つめ続けた作品
自分、もうすこしエンターテイメントっぽい話かと思っていたのですが、そう言うにはやや重苦しく、観る者を突き放すような作品。まあ題材が題材だしね・・・


では今月に見た映画を、今回は季節がら鍋にたとえて振り返ってみます


☆『黒く濁る村』(韓国発地域密着型火曜サスペンス劇場)・・・・○と◎の中間
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2010/12/post-2945.html
闇っぽいチゲ鍋


☆『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』(スウェーデン逆転裁判劇)・・・・ちょっとだけいい○
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2010/12/post-69f8.html
北国つながりということで北海道名物石狩鍋


☆『国家代表!?』(韓国発スポ−ツ根性コメディ)・・・・文句なく◎
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2010/12/post-8d09.html
スキーだからスキ鍋(やる気なさげですいません)


☆『SPACE BATTLE SHIP ヤマト』(実写SFジャパニメーション)・・・・普通に◎
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2010/12/spacebattleship.html
お前とオレとは同期のサクラ鍋


今回はまだレビューを書いてない映画が六本もあります・・・・
☆『ロビン・フッド』(リドスコ風中世ヨーロッパ時代劇)・・・・普通に○
ジンギスカン鍋がシシ鍋になるまで


☆『デイブレイカー』(近未来サイバーパンク吸血鬼映画)・・・・普通に○
吸血鬼の生活は基本常夜鍋


☆『ゾンビランド』(近未来オタクスプラッタコメディ)・・・・◎に近い○
腐りかけのモツ鍋


☆『トロン・レガシー』(IT系SF冒険活劇)・・・・ほとんど寝てたので採点不能
ゲームに熱中してたらついつい夜ナベ


☆『キック・アス』(超身近系アメコミヒーロー映画)・・・・文句なく◎
男だったら戦ってチリ鍋


☆『レバノン』(イスラエル発密室型戦記映画)・・・・ギリギリで○
火器を積んでるのでカキ鍋(本当に適当ですいません・・・)


では次回はいよいよ2010マイ映画ベスト発表でござります