映画『エクスペンダブルズ』見てきました
シルベスター・スタローンがアクションのベテランをかきあつめて作ったエンターテイメント大作です。中南米の独裁者とそれを支援するマフィアの悪党を、スライ率いる傭兵集団が懲らしめにいくというストーリー

スター競演には心躍りましたが、あの人やあの人はちょこっとしか出ません。わかっちゃいましたが、もうちょっとこう、マシンガンをぶっぱなしたりしてほしかったです

スタローンはどうせ死なないことがわかってるので、どっちかというと他のメンバーたちの生き死にハラハラしながら見てました。特に名の売れてない二名なんか、いかにも死亡要員みたいな感じ。果たして結果は・・・

あと最近ようやく知ったのですが、ジュリア・ロバーツのお兄さんも、長いこと俳優されてるんですね。そんでこの映画に悪役として登場してます。彼が出るとつい「なるほど、ジュリアによく似たおっさんだな〜」と思わずにはいられませんでした


ついでに最近読んだ本・漫画についてざーっとまとめておきます。まず本の方から


『第三の嘘』 アゴタ・クリストフ
悪童日記』三部作完結編。三作の中で一番構成的にややこしかったです。初読時には「そっけないな」と思えたラストが、今回(十五年ぶり)はそれなりにしっくり来ているように感じられました


『カラフル』 森絵都
先ごろアニメ映画化された作品。映画よりも軽快ながら、登場人物の心の痛みもしっかりと伝わります。映画では少年だった天使「プラプラ」が、こちらでは世慣れた美青年になっていて、また違ったイメージ


『どくとるマンボウ昆虫記』 北杜夫
ユーモア溢れる作品で知られる著者の、昆虫に関するエッセイ
北さんの文章というのは、空腹感とか触感とか、感覚にダイレクトに伝わってきます。ケジラミに関するエピソードなど恐怖で全身が総毛立ちました


続けてコミックの方

『キングダム』5巻〜8巻 原泰久
先の総集編の続きにあたる部分。王宮の反乱が鎮圧された後、主人公・信は魏国との戦いにおいて初陣を果たします。『ベン・ハー』や『300』もかくや、というほどのスペクタクルな展開。
読み進めれば読み進むほど、名作であることを実感します。


無謀キャプテン』 全二巻 島本和彦
島本先生お得意の熱血学園(ギャグ?)漫画。「たぶんダメだと思うけど・・・ できるとこまでやってみよう!」として、やっぱりダメだったという、そんな漫画(笑) だがそこがいい。いわゆるひとつの敗北の美学というヤツです


このほかにアメコミの邦訳本もいろいろ読んでるんですが、それに関してはまた日を改めまして