sga8512010-09-17

一週間くらい前から、弟家族が実家に泊まりに来ています
そんなわけで、ようやく実物の姪子ちゃんに会うことができました
まだハイハイもできないくらいのころですが、それなりに感情があるようで、時々にっこりと笑う。そんでそれほどギャンギャン泣かないのが、たまらなく可愛らしい


それにしてもいつもぶっきらぼうで、わたしらには「ああ」「うう」しか言わない弟が、上手に赤ん坊をベロベロとあやしている姿には驚かされました。ああ・・・ 弟がどんどん立派になっていく・・・
この「遠くで立派になった弟と、地元でいつまでもボンクラの兄」という設定はどこかで読んだ事があったような。そうだ。映画にもなった『シンプル・プラン』だ。
その内大金を積んだ飛行機とか落ちてこないかなあ。いや、来たら困るか


ともあれ、姪子ちゃん、すこやかに育ってほしいと心から願いますです


さて、週始めにちょいと遠出して映画二本見てきました。一本目はフランスのドキュメンタリー映画『ネコを探して』
ネコの映画というより、世界各所のネコと人との関わりを追った作品。合間合間に狂言回してきなアニメが入って、ぶっちゃけて言いますと昔なつかしの『まんがはじめて物語』のような体裁
見ていて和む部分もあるものの、「ネコに迷惑かけてすまんなあ」というエピソードの方が多いです。特に日本のパートはけっこう語り口も辛辣(^^;


もう一本は・・・あ、これもフランスか(今気づいた)、『アメリ』で大ヒットを飛ばしたジャン・ピエール・ジュネ監督の新作『ミックマック』
ある男が自分に不幸をもたらした兵器会社に、リサイクル職人の仲間たちと復讐を企むというストーリー。ま、復讐ものといってもとっても和やかでのんびりしたムードの映画です
二つの組織の対立を利用して・・・というあたりは黒澤明の『用心棒』を思わせます。また様々な作戦や道具を駆使して相手を追いつめていくあたりは『ミッション・インポッシブル』のようでもあり。すごく手作り感満載な『ミッション・インポッシブル』ではありますが
『ミックマック』とは「いたずら」の意味だそうで。そんな風に全編に渡って監督のいたずら心というか童心がキラキラと輝いている作品でした


今晩は『オーケストラ!』『バイオハザード4』を見る予定〜