そういうわけで残念ながら岡田ジャパンの八強進出はなりませんでした
翌日(というか当日)一日はずっと「あそこでああしていれば、ここがこうなっていれば」とか考えていましたが、さすがにもうふっきれました
いかす男は過ぎたことは振り返らず、前だけを見つめて歩いていくものなのです


それにパラグアイという国も中南米の他の国と同様、かなり貧困層が多いそうで
代表が初の八強進出を決めたことが、かの国の子供たちを大いに喜ばせるのであれば、それはそれで大変素晴らしいことだと思います


でもなあ。あそこでこうしていればああしていれば(ダメだこりゃ)


しかし考えてみれば、あのイタリアやフランスでさえ今回はリーグ落ちしてるわけです。してみると、まがりなりにも日本代表が16強に残ったというのは、やはりすごいことであります
すいません、岡田監督・・・ ずっとあなたを擁護してきたわたしでさえ、まさかここまでやるとは夢にも思ってませんでした・・・


いろいろ特別扱いだった日韓共催の時は別にして、今回なにが日本代表をここまで躍進させたのか
わたくし思いますに、それはもしかすると「ほとんど期待されていなかった」のが大きな要因ではありますまいか
それが選手から余計なプレッシャーを取り除き、かえって「なにくそ見てろ」というファイトをかきたてたのかもしれません


そうすっとあれかなあ。真に選手たちのことを思うのであれば、「必ず勝てる! 信じてるぞ!」と言うよりも、心を鬼にして「お前らなんか勝てるわけねーだろ。せいぜい全敗して赤っ恥かいてこいやプゲラwwwwww」とか言ってあげたほうがいいのかなあ


ま、それは冗談として
わたくし今回一番感動したのは、選手たちよりもむしろ見ている側の反応だったりして
開幕直前の惨憺たる成績にさんざんブーイングを浴びせ、「岡田辞めろ」の垂れ幕までかかげてきたサポーターたち
しかしチームの快進撃と共に、いつしか謝罪の言葉が多く見られるようになり、最後には負けたにも関わらず、深夜の渋谷でいつまでも「ありがとう」の声が響いていたということです


人というのは本当に単純なもので、それが怖くもあり、困ったところでもありますが、同時に救いどころでもあるのかな、と
真剣にがんばればそのがんばりはきっと人にわかってもらえるし、強い反感さえ一変させることができる。その実例を見た気がしたのでした
まあ、こんなこと書いてるわたしも相当単純ですわな(^^;


さて、岡田ジャパンの戦いは幕を閉じましたが、ワールドカップはいよいよこれからがクライマックスです。サッカーを全然わかっていないアンポンタンの立場から、四強の予想をしてみることにします


☆オランダVSブラジル
わたしこないだ「準優勝はオランダ」と書いてしまったのですが、ここにきて王者がやけに本領を発揮しはじめたので、なんか不安になってきました。しかしここは男らしく初志貫徹でオランダを推します


ウルグアイVSガーナ
心情的にはガーナに勝って欲しいところですが、怪我人続出らしいし、なにしろウルグアイは今大会有数の安定ぶりを誇っているので、ここはやはりウルグアイかと


☆アルゼンチンVSドイツ
これまた難しいな・・・ ですが「優勝はアルゼンチン」とぶっこいた手前、ここはのりにのりまくってるアルゼンチンの勝利と予想します。マラドーナ監督の場外乱闘にも期待大


パラグアイVSスペイン
気持ち的にはパラグアイにがんばってほしいところですが、やはり実力的にはスペインの方が数段上かと。そのスペイン、今回そんなに奮わない感じではありますが


というわけで準決勝は恐らく「アルゼンチンースペイン」「ウルグアイーオランダ」となるはず
わたしのヤマカンは当たる