一昨日は話題の映画、『シャッター・アイランド』を見てきました。
精神病を患う犯罪者たちが収容された島で、忽然と消えうせた一人の女囚。その真相を解くべく、ディカプリオ演じる連邦捜査官が島に派遣されます


この映画、先週の週末興行成績トップだったのにも関わらず、ネットでの評判はあまりかんばしくなくて(笑) かなり期待値低めで望んだのですが、わたしはまずまず楽しめました


えーとね・・・ なにか言うとネタバレになりそうなんで、語るのが難しいな・・・ 宣伝の仕方が「この頭脳パズルが、あなたには解けるかな〜?」みたいなそういう感じじゃないですか
でもわたしはそういう謎解きよりも、むしろ人間の悲しい性とか、業を主眼とした映画だと感じました
あと島や監獄の奇妙な風景とか、主人公がフラッシュバックで見る幻想的な情景などもなかなか味わい深かったです


それにしても最近のディカプリオは出る映画出る映画ろくな目にあってませんね。いや・・・それは最近に限ったことじゃないか。同時期に人気の出たブラピさんがお笑いなんかも上手にこなすのに比べ、彼はいっつも厳しい状況に追い込まれていくような役ばっかりで、なんか対照的であります。わざとそういう役ばかりひきうけてるのだとしたら、相当なMさんだと言わざるを得ないでしょうw


基本的に二枚目は全て敵なわたくしですが、デカプリコ君には割りと親近感を抱いております。なぜかというと彼、けっこうオタクらしくて、フィギュアの収集に熱心という噂を聞きますし、『AKIRA』や、『獣兵衛忍風帖』なんつーどマイナーなアニメの映画化を進めていたりもするそうです
そんなわけでこそっと応援しているのですよ。クリストファー・ノーラン監督とのタッグである『インセプション』にも期待しております


ついでに最近読んだマンガについて簡単に


『ロボット残党兵』弐巻 (横尾公敏・徳間書店刊)
架空の第二次大戦時を舞台に、全身を機械化されたロボット兵士・三船の過酷な戦いを描いたコミック。絵柄とか荒削りもいいとこなんですが、それがかえって異様な迫力をかもし出しております


鋼の錬金術師』25巻 (荒川弘・スクエアエニックス刊)
予告で「次巻完結!」と書いてないということは、まだ二巻くらい続くということかな?
個人的に気に入っている獣人のおやっさんたちが、いいとこもらってバタバタ死んじゃうのではないかと、気が気でありません
あとアニメの最終回に原作の最終回が間に合うのかも、スリル満点です(笑)