Twiiterでのつぶやきを再構成して、村上春樹さんについて無理矢理語ってみます


先ごろ『1Q84』の第3巻、発売されましたね。本当にもうどこの本屋さんでも完売御礼というくらい、すごい売れ行きだそうで。既にネットのそこかしこで感想が飛び交っております。その影響力の凄さを考えると、彼はその気になれば日本征服くらいできるんじゃないだろうか、という気さえしてきます


彼の名を最初に聞いたのは高校の頃ベストセラーになった『ノルウェイの森』で。当時たけし軍団大森うたえもんさんが装丁もそっくりな『ノルウェイの大森』という本を出していました。級友の一人が間違えて買ってしまい、「だまされた!」と泣いていたのを覚えております


私は彼の小説は正直よくわからないクチでして。しかし批判も意に介さずイスラエまで授賞式に行って、その上「お前ら、間違ってるから」みたいなことを言って帰ってきた氏の豪胆さには、素直に「かなわねえ…」と思いました


わたしが彼の作品をよく理解できないのは、きっとそれだけの文学的素養がないからでしょう。だから「村上春樹が大好きだ」とか「村上春樹は最高に面白い」という人を見かけると、いいしれようのない嫉妬と羨望を感じます(メラメラ)


ただ、読んだのもかれこれ二十年前、『羊をめぐる冒険』と『パン屋再襲撃』の二作だけなので、いままた読んだら多少は新しい発見もできるかな・・・かな・・・かな・・・(自信なさげに) どっちかというと興味があるのは彼の訳した『キャッチャー・イン・ザ・ライ』や『ロング・グッドバイ』の方だったりして。文庫化ヨロシク