年が明けてからなかなか機会がなかったのですが、昨日・一昨日はようやく映画館に行けました


一昨日は親友Zくんと一緒に話題の『アバター』を3Dで
お話は『ダンス・ウィズ・ウルブズ』か『ラストサムライ』をも少し明るくして、いろんなSFアイデアを織り交ぜたような感じでしょうか
独特だったのがタイトルにもある「アバター」。遠隔操縦で動く超高精密な操り人形・・・とでも言えばいいのかな?
操縦者はこれを動かしている間ずっと寝たきりなので、そこを襲われたら手も足も出ないという設定がなかなか面白かったです


3D映像はなるほど、たいしたものでした。Zくんが「飛び出るというよりか、奥行きが出る」と言ってましたが、なるほど、と思いました
もっとも最後の方は話に入り込みすぎて、どの辺が飛び出てたのが全然覚えていません(笑)


メイン舞台となる惑星の密林は、森というよりなんだか深海のイメージ。キャメロンって水中が好きなんだな、といまごろ気づいたりして


昨日はちょいと遠出してデンマーク映画『誰がため』を観て来ました
デンマーク映画」と書きましたが、わたくしほかに何があるのか全然知りません
かの国も第二次大戦中はナチスの占領下にあったのですが、その中にあってゲシュタポに最も恐れられた二人の暗殺者、フラメンとシトロンの生き様を描いた作品


月並みな感想ですが、これほどまでにハードボイルドを地でいくような人物・出来事が実際に存在していたことに、驚きを禁じえません
驚いたといえば、普通こういう暗殺というものは夜闇に紛れて行われるものですが、彼らは決まって白昼堂々通りの真ん中で実行していました。騎士道精神の名残みたいなものなのでしょうか


映画は彼らを愛情深く描きながらも、その罪もまた見過ごさず。なんというか、おごそかな父親のような眼差しでありました
残酷なストーリーに、なぜだかデンマークの美しい風景がよくにあっておりました


そのあと喫茶店のようなバーで友人と飲みーニョ。そこで『アイ・アム・サム』の素晴らしさについてとうとうと語られ、「絶対に観なきゃダメです! ほらメモメモ!」とまで言われてしまいました(笑)


そんなメモなんか書かなくても、しっかり覚えてますって。地球最後の男がワンちゃんと一緒にゾンビもどきと戦う話ですよね?