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金曜日はＫくんちにお呼ばれ
ちゃんこ風鍋などつつきながら、いい雰囲気だったのですが、出席者の一人がこないだ飼い猫を亡くしたばかりで、看病話など聞いてるうちになんだか重いムードに

画像はＫくんと奥さんに養われている関取（そう呼ばれていた）
テナガザルのように、棒から棒へ伝い渡るというなかなか器用な芸を見せてくれました

話は全然変わりますが、皆さんクモはお好きでしょうか。わたしは普通です。スパイダーマンは好きです

高校のころ、格闘技の好きな友人がおりました。自身極真会館の道場にも通っており、付き合いで『空手バカ一代』を読まされたこともありました

そんな闘魂溢れた男でしたが、クモだけはどうにも苦手でありました。道端にちっこいクモがいただけでも「ふぎゃああ！」と飛びのく始末。ベッドにクモが出たというだけで、そこに一週間寝なかったなんて話もしてました。いわゆるひとつのアラクノフォビアってヤツですね。お前はいったい何のために空手を習ってるんだと、つっこみたくなったこともしばしば

彼がクモを嫌いになった理由は、幼い頃鼻を噛まれた事があったからだとか。ちっちゃいころのトラウマってのもバカになりませんね

さて、二、三ヶ月前から、わたしの部屋に彼が見たら卒倒するんじゃないかと思うくらいでかいクモがよく出没するようになりました。ざっと見て12センチほど
最初こそびびりましたが、噛む訳でもなし、子ゴキブリを食べてくれるかもしれないしということで、ほっておくことにしました

クモさんはとてもシャイな方で、わたしと目が合うとそそくさとどこかへ隠れてしまいます。そうすっと大抵となりの部屋から「ぎゃああおがあざんでがいぐもがでだよおおおお！！」とすごい悲鳴が聞こえてきたりして。たぶんどっかに隙間でもあいてんでしょうね
「あーあ。こっちにいりゃよかったのに」なんて思ったりしたものでした

しかしそのクモさん、最近になってウチのトイレに居座ったまま動かなくなってしまいまして。「客が来た時困るなあ」なんて思っていたのですが、一昨日の朝、死んでいることがわかりました

さようなら、クモさん。安らかに眠れ
嫌いな方もおられるでしょうから、遺影の掲載は見合わせます
また誰とて待つことのないあの部屋に戻ることになるのね。しくしく

クモといえば少し前にこんな話題も
「草食のクモを初めて確認」
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=50990647

クモにまで草食系の波が！

科学的な話題ということでついでに
毎年注目しているイグ・ノーベル賞。ハーバード大が主催している、笑える科学研究に対して与えられる賞です。「注目している」といいながら、気づいたのが発表から20日もすぎてとはこれいかに（_ _；

今年も日本人がやってくれました
「生物学賞は、北里大学大学院医療系研究科の微生物学者、田口文章氏率いる研究チ―ムが受賞した。同氏らはジャイアントパンダの排泄物を利用して台所の生ゴミを削減する画期的な方法を編み出した」

同胞として心から誇りに思います

他に目立ったものとしては
「緊急時にガスマスクとして使用できるファッショナブルなブラジャーを開発」
「ビール瓶で頭部を殴打した場合、実際にはどれほどのダメージがあるのか空き瓶と中身の詰まった瓶で比較調査」
「テキーラからダイヤモンドを作ることに成功」
などなど
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=32405727&expand

気の向いた方は、これまでの結果もどうぞ
http://d.hatena.ne.jp/sga851/20061007
http://d.hatena.ne.jp/sga851/20071006
http://d.hatena.ne.jp/sga851/20081005