いつもおちゃらけておりますが、今日は少し真面目なムードで


まずは先週の話から
いつものように仕事をしていると、とあるアパートの一室のポストに、前日の新聞がまだ入っていることに気がつきました
急な用事で出かけて連絡を忘れる、あるいは二・三日平気で貯めてるお客さんもよくおられるので、その時は気にも留めませんでしたが


四日・五日と経つにつれ、少し不安になってきました。そういえば、あまり家を空けたことのなかった方だったし
事務のコに連絡をとってくれるよう頼んだら、「携帯番号がわからない(持ってない?)」との返事
一週間ほど経ってポストがパンパンになってきて、さすがに大家さんに伝えた方がいいかなーと思ったその日
事務のコから、家の人が中で亡くなっていたということを知らされました。さすがに大家さんもおかしいと思って、合鍵で中に入ってようやくそのことがわかったんだそうです
あとで聞けば、前々から心臓がよくなかったとのこと


まあわたしにはどうしようもなかったことですし、二度くらいしか顔を合わせてないのでそれほど「悲しい」という感情もわかないのですが
気を利かしてもう少し早く大家さんに知らせていれば、遺体もなんぼかマシな状態だったかもしれない・・・・ そう思うと少し気がとがめたのでした


で、昨日の午前4時ごろの話


準備に時間がかかり、急いで配達しようとバイクを走らせていたら、信号の手前で一台の車が止まっていることに気がつきました。信号が青になっているのに、一向に前に進まない(エンジンはかかっていました)
(しょうがないな・・・)と右脇を通り過ぎようとしたら、窓があけっぱなしになっていることに気がつきました。思わずのぞきこんでみると、一人の男性が背もたれを倒して寝ていました。顔を背けていたので確かな年齢はわかりませんでしたが、大体四、五十代というとこでしょうか


「大丈夫ですか!」と何度も声をかけてみるも、ピクリともせず。息の音もほとんど聞こえない
なにやらきな臭い匂いを感じたのでそのまま行ってしまおうか、ともチラリと思ったのですが


先日の出来事が頭をかすめました


幸い警察署はバイクで五分くらいのところ。急いで向かうと、カウンターのところに夜勤の方が二、三名ほどおられました。その方たちに「○○ホテルの前の交差点で、止まったまま動かない車がいる。様子をみてやってください」と頼むと、「はい、わかりましたー」という返事
呼び止められる様子もなかったので、そのまま仕事に戻りました


30分ほどしてまた同じ場所に戻ってきたら、ちょうどお巡りさんたちが例の車を動かしているところでした。男性が大丈夫だったかどうかはつい聞きそびれてしまった(おーい)のですが


やっぱり報せてよかった、と思ったのでした


その日の静岡新聞夕刊にこんな記事が出ていました


「A海署は十日、窃盗の疑いで××市に住む○○○○容疑者を逮捕。容疑は同市内の男性宅に侵入し、現金○万円などが入ったカバンを盗み、男性宅に止めてあった車も盗んだ疑い。A海市内でこの乗用車を運転していたところを署員が職務質問して発覚した」


幾つかひっかかるところもあったものの、その日の夕刊に出ているということは、恐らく同日の深夜から早朝にかけての出来事


もしかして・・・・ これだったのか?


と、わたしは半ば思い込んでいたのですが


今朝主任に聞いてみたら、窃盗犯逮捕は別の場所で起きた出来事という話でした


で、結局事情はわからないまま。いろいろ煮え切らなくてすいませんが、この話はここで終わりです


前の記事で書いた大仏虫については正体がわかりました
「アカスジキンカメムシ」の終齢幼虫だそうです。やっぱり臭い系
しかしこれまた、成虫はとても美しい姿なんだとか


詳しい情報を知りたい方は一個下の記事のコメント欄をご覧ください
秦太さん、いつもどうもありがとう