昨日は雨のそぼ降る中、タイ映画『チョコレート・ファイター』を見に行って参りました

自閉症だけど超絶的な格闘能力を持つ女の子が、お母さんを助けるために悪党どもをバッタバッタとなぎたおしていく話。昔の東映の任侠ものに似た雰囲気もあります


主演の女の子はもともとテコンドーの選手だったそうですが、二年間この映画のた
めにみっちり鍛えられたそうです。その甲斐あってたかスパスパビュンビュンよく動いてました。まさに「目にも止まらぬ・・・」というやつです
最初の方はふわふわしたスカートをはいてアクションしていますけど、パンツは見えません。見えてもコンマ五秒くらい。彼女、微妙にウチの姉ちゃんに似てたので見えなくて良かったと思いました


そして悪党どももぽんぽんよく吹っ飛んでました。中には三階から、何もしいてなさそうな地面に墜落していった方もおられましたが・・・・
タイの方たちは香辛料の食べすぎで痛みの感覚がマヒしているのでしょうか? いや、そうでないことはエンドロールを見るとよくわかるんですが


ま、そんな風に快感と痛さが交互になって脊髄を通り抜けていくような映画でした。格闘ファンは必見です



さて、ついでに上半期に見た映画で特に印象に残ったものを、月ごとに振り返ってみます


1月:『動物農場』『ヘルボーイ:ゴールデン・アーミー』
心温まる動物ものを二本


2月:『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『少年メリケンサック』『チェンジリング
女優の熱演・・・というか怪演が光った三本。ブラピもがんばってました


3月:『ウォッチメン
映倫の限界に挑んだ一本


4月:『フィッシュ・ストーリー』『スラムドッグ$ミリオネア』『グラントリノ
脚本の力技に脱帽した一本と、人を思う気持ちに心打たれた二本


5月:『GOEMON』『劇場版天元突破グレンラガン 螺巌編』『劇場版交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』
思わず「フッ 無茶しやがって・・・・」と微笑んでしまう至福の二本と、中坊時代の青臭さを思い出させてくれた一本


6月:『ダイアナの選択』『ターミネーター4』『新劇場版ヱヴァンゲリヲン:破』
繊細な精神世界を描ききった一本と、弾けすぎて収拾がつかなくなってる続編もの一本。そしてその両方を兼ね備えた一本


この中で「人に自信をもって薦められる」という基準でベスト5を選ぶと
5:フィッシュ・ストーリー
4:ベンジャミン・バトン
3:スラムドッグ
2:チェンジリング
1:グラントリノ


となりますが、単に自分の好みで選ぶと
5:スラムドッグ
同:ウォッチメン
3:グラントリノ
同:GOEMON
2:ヘルボーイ
1:グレンラガン


となります 


下半期は『ウルヴァリン』『カールじいさんの空飛ぶ家』などに期待したいですね