今朝はすごい暴風雨でした。仕事は大変だったけど、これでもしかするとバレンタインも中止になるかもしれない・・・ そう思うとついニヤニヤしてしまうおいどんでした
ところが仕事が終ったとたんにきれいに晴れ上がる空


納得・・・いきませんよ!


ま、会社の子が一個くれましたけどね。本気率は0.5%というとこでしょうか


さて今週一週間を勝手に振りかえってみます
月曜日は親友Zくんと『20世紀少年第二章 最後の希望』を観にいきました
結婚を春に控えているZくんは「決めなきゃいけないことがいっぱいあって大変ダー」と言ってました。知るか、そんなこと! といいつつも、気がつけばなぜか式の受付を引き受けることに・・・・・


映画のほう。いやー、『20世紀少年』って、ほんっとーに強引な話ですよね(笑)
でもまあ強引ながらピンチに次ぐピンチの展開で、観ていて飽きなかったです
この映画で特にいいのは若手女優たちですね。カンナ役の平愛梨さん、小泉響子役の木南晴夏さん、高須役の小池栄子さん、みな躍動感にみちていてよろしい
特に小池さんはすごい。最近はパラノイアな役をやらせたらピカイチではないでしょうか


水曜日は工藤稜画伯のトーク付き短編アニメ上映会に参加しに、川崎まで行ってきました。市の教育ホールのようなところで、総勢三十名ほど。七本の貴重なフィルムが上映されたのですが、特に印象に残ったものだけ簡単に書いておきます


☆『プカドン交響楽』(1953・アメリカ)
古のディズニー作品。楽器の始まりと発達を愉快に描いたアニメーション
古代史好きとしてはエジプトやペルシャの描写が楽しゅうございました


☆『ママ!? ママはどこ? おたまじゃくしの大冒険』(1960・中国)
さながら動く水墨画といった感じの、カエル版『ファインディング・ニモ』。ニモと違うのはいきなり食われまくってないところ


☆『ペンギン』(1968・旧ソ連
ポップでかわいらしい絵柄とは裏腹に、精神的にとても残酷な余韻を残すお話
「終わり」の字が出た途端、みなさん一様に肩をがっくり落とされていたのが印象的でした


☆『虹に向かって』(1977・日本)
『メトロポリタン・ミュージアム』などで知られる岡本忠成氏の人形アニメ。江戸時代、川に挟まれて育った男女が、夫婦として結ばれるために橋をかけようと努力する話。汚れきった感性をキレイキレイするのにもってこいのお話


16ミリフィルムをカタカタ映写機にかけて上映するイベントだったため、途中機械がフィルムをかんでしまうアクシデントも。でもプログラム通りにつつがなく終了しました


終った後、打ち上げに混ぜていただいて3時間ほど飲み会。本当に博識な方たちの集まりで、どんなマニアックな質問をぶつけても必ず答えが返ってくる。こんなに嬉しいことはございません


で、昨日は一人で近場で映画『アラトリステ』を見て来ました。頂点から転げ落ちていく時代のスペインを舞台に、剣豪として活躍した男、アラトリステの一代記
普通のスペクタクルのようにわかりやすい起承転結はないものの、つば広の帽子、細身の剣、マントというスタイルで暴れられるとそれだけで盛り上がってしまう自分がいます


上で「仕事が大変だった」と書きましたが、真冬に川に潜ったり、硫黄の流れる坑道を這い回ったりするアラちゃんの職場に比べれば、どってことなかったっす


帰りに紳士服屋で冬物のスーツを買ってきました。おなかが少しキツイ気もしたけれど、「これでいいです」とその服に決めてしまいました。これ以上太らないため、あえて自分を崖っぷちにおいやったということです


本店に映画『マンマ・ミーア!』の記事UP
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2009/02/post-716a.html
あと『仮面ライダーキバ』のまとめ記事も
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2009/02/post-ae10.html