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月・火とぽこぽこ予定が空いたので、遠出して映画を観にいってまいりました
一本目は川崎で『きつねと私の１２か月』
『皇帝ペンギン』のリュック・ジャケが監督した作品。一言で言うと、「きつね版『あらいぐまラスカル』」ですね
どこまで指導が入ってて、どこまでが素なのかわからないきつねの演技が見事です
雄大な野山の自然や、けったいな森の生き物たちに心癒されました

二本目は渋谷で『動物農場』。50年前にイギリスで作られたアニメ
横暴な主人に対し反乱を起こし、農場を乗っとる家畜たち。しかし彼らの間でだんだんと問題が起きて・・・という話
とにかく内容がえぐいです。粛清とか、内ゲバとか、酷使されたあげくに処理工場行きとか
やっぱしいつの世もいるんですねえ。子供向けの体裁をとって、大人の情念をぶつけちゃう人が（笑）
ひろく一般にはおすすめできませんが、映像表現に興味のあるかたはぜひどうぞ

そのあと新宿でご友人にお酒につきあっていただきました。なんせ思い立ったのが急だったもんで、声をかけたのが前日の夜。それでも快くつきあってくれたご友人に感謝感謝でございます。マイペースでごめんなさい

あと紀伊国屋でジャック・ロンドン『鉄の踵』（単行本）と、平山夢明『独白するユニバーサル横メルカトル』（文庫本）を買いました
『鉄の踵』は「おお、珍しい」ということで衝動買い。奥付を見たら「1987年4月20日初版第二刷」とありました。すごいよ紀伊国屋
『独白する・・・』の方は帰りの電車で半分ほど読みました。短編集なんですけど、これまたえぐい話ばっかりで

んで、今日は小田原で『ヘルボーイ　ゴールデン・アーミー』を観ました。一応アメコミものなんですが、ここまで来るともうおとぎ話と言ったほうが近いです
とにかく背景、小道具、クリーチャーがいちいちよく作りこまれていて。ギレルモさんにせよ、ミニョーラさんにせよ、なにもここまでやらくてもいいのに
でもやっちゃう（笑）　そんな「絵描きバカ」のスピリットがビンビン感じられて、こちらもバカ面白かったです
それにして超常現象調査局というのはひどい職場だなあ。というか、こんな危険な仕事を人間にやらせたらあかんよ

本店に『篤姫』ネタ記事ラストUP
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2009/01/post-d6e5.html