sga8512008-12-23

昨日はようやっと映画『WALL・E』を見てきました
基本的に映画は一人で見ることが多いわたしですが、ピクサー作品は出来れば他の誰かと一緒に見たくて。先日の鍋の会の時に、その場にいた面々にちょっと打診してみたんですわ

「来週くらいに『WALL・E』観にいこうぜー」
「ごめん、あたしもう甥っ子と見てきちゃった」
「年末はもう予定つまってるなあ。年明けじゃダメなの?」
「だって早く見たいんだもん〜 ダア! ダア!(30男の言う言葉か)」
「そんなこといわれてもねえ」


・・・もうええわ。お前らなんか知らん! わし一人で見に行っちゃるわい!!


落ちる涙を振り払いながら映画館へ向かったのでございました


人類が地球を棄てて幾星霜。誰かがスイッチを切り忘れたため、ウン百年間ひたすらゴミ棄てを続けるロボットのウォーリー
仲間たちに裏切られたばかりだったので、彼の孤独がよくわかりました
そこへロケットに乗って「イヴ」というピカピカのロボットがやってきます
二台はだんだん仲良くなるのですが、あるモノを見つけた途端、イヴはフリーズ状態に・・・・


いやー今回も良かったです。いつもに比べてクライマックスがやや地味かな、という気もしましたが、細かいことです。なんつったってワシ、泣いちゃったし(笑) ピクサーは好きだけど、まさか泣かされるとは思わなかった
ちなみに今年に入って泣いた映画は『テラビシアにかける橋』『ミラクル7号』『天元突破グレンラガン』みんな子供がらみ。わかりやすい
ウォーリーは7百才ですけど、外見といい精神年齢といい子供とみていいでしょう(強引)


最後の方、ややご都合主義と感じる方もいるかと思います。でも子供にはやっぱり希望を持ってほしい。大人の世界は暗いニュースばっかしですからね・・・
子供といえば同じ劇場で見てた子たちは、最初の方こそ「静かにしろ!」と怒られてましたが、途中からはずーっといい子にしておりました。そんだけ夢中になってたということでしょう。そういうところがピクサーはすごいな、と思います


もう少しまじめなレビューはこちらに
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2008/12/walle-52b0.html


好きなシーンはウォーリーの宇宙遊泳とか、イヴの壮大なドミノ倒しとか
画像はあとで友人が哀れんでくれたシャープペンのヘッド部分
同情なんている!


これもブログに書いたけど、コメント加えてこちらでも発表しておきます
題して「マイ・ピクサーランキング」


1位:MR.インクレディブル
アメコミ+ピクサー しかも監督は『アイアン・ジャイアント』のブラッド・バード。他に何を望みましょう


2位:トイ・ストーリー
個人的にはラセター監督の最高傑作だと思う


3位:ファインディング・ニモ
色彩感覚的にはこれがトップか。桟橋でビチビチ跳ねてるニモ父を予告で見たとき、「ああ、こいつ死んだな」と思った


4位:レミーのおいしいレストラン
主人公のネズミが始終妄想を見てたりとか、何気にヤバげなネタ多し


5位:トイ・ストーリー
記念すべき長編第一作。「2」もうそうだけど、オモチャ好きにはたまりまへん


6位:モンスターズ・インク
WALL・E』以外で泣かされた唯一のピクサー作品。ただ最後の最後はよけいだったと思う


7位:カーズ
最初が一番燃えるんだよね・・・・ まさかジョン、それも計算のうちか!?


8位:バグズ・ライフ
普通に面白いんだけど、なんか他と比べて印象が薄い


単純に自分の好みで順位づけしてあります。『WALL・E』をどこに入れるかは、もう少し経ってから決めよ