12月も半ばに入り、世間はすっかり忘年会シーズンです
この時期夜に野外でよく見られる生き物に「よっぱらい」がいます
わたしの職場は午前4時くらいでも煌々と明かりがついているため、ときどき誘蛾灯に引き寄せられるようにこの生き物がやってきます
昨年もこんなことがありましたが
http://d.hatena.ne.jp/sga851/20070904
こないだの木曜にもこんなことがありました


いつものようにわたしが遅めに(・・・・)仕事の準備をしていると、入り口の方で同僚のおばさんが「困ります〜」と言っている
何かと思って見てみたら、配送用のバンに酔っ払いが勝手に上がりこみ、どっかりと腰を下ろしていました
浴衣を着ていたので、たぶんどこかの宿泊客でしょう。ウチの車をホテルの送迎用車両と勘違いしているようで


わたしはさわやかな笑顔で「すいません。これ新聞屋の車なんです。これから出すところなんで、どこかほかのところで休んでくれませんか?」と話かけてみました
するとオッサンはぎろりとこちらを睨み、こう言いました
「おまえ、何党のもんだ」
「は?」
自由民主党か」
「・・・・」


一瞬「エロマンガ島だ」と言ってやろうかと思いましたが、突き刺すような眼光がただものではなかったので
「何党でもないです。とにかく困るんで降りてもらえますか」と下手に出て頼んでみました
しかし「ふざけんなよ〜」と怒り出すオッサン。殴りかかってくるかと思いましたが、ただこちらを睨むだけ。どうも気持ちに体がついていってない模様


で、そのあと引き続きああだこうだとなだめすかしたところ、ふいにゆら〜と車から降りるそぶりをみせました
(しめた!)と思ったわたしは背中を抱え込むようにして車から降ろし、「ああ、はいはい。ホテルはあっちですよ〜 気をつけてくださいね〜」と離れたところまで連れて行きました。そしてすぐ店に引き返して、おばさんと二人ダッシュで店と車の戸を閉めました
おっさんはどうしたかな・・・と辺りを見回すと、もう姿を消していました。やれやれ。ここは本州でももっとも暖かいと言われてるとこなんで、車道でさえなければその辺で寝てても死にはしないでしょう
無限にも思われる戦いでしたが、時計をみたらたった5分程度の出来事でした


きっと目を覚ましたら今のことなんて全部忘れてるんだろうな、と思うと腹が立ちましたが、日記にネタを提供してくれたということでプラマイゼロとしておきます
あと、こんなことを毎晩のようにこなしているであろう夜の接客業のみなさんや、駅の職員のみなさんは本当に大変だなあ、と思いました


とりあえず今回の件で学んだのは、理屈の通用しない相手に腹を立てても仕方がない。穏やかに丸め込んで言うことを聞いてもらうのが一番
・・・・ということを、あとでまた別の同僚のおばさん(関西出身)に話したところ


「あほか! そんなもん力ずくでたたき出したらええのんじゃ!」


と一喝されました(^^; あはは


今日のニュースから
ベティ・ペイジ死去」
http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200812120019.html

ああっ まだ生きてたんだ!(爆)
昨年末、彼女を題材にした映画が公開されてたけど、ご本人はご覧になったのでしょうか
新聞にはまだ若く美しいころの彼女の写真が。それでよし


本店に映画『D−WARS』の記事と
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2008/12/d-wars-0d64.html
大河ドラマ篤姫』のネタ記事16回目UP
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2008/12/post-d4df.html