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それは土曜の夜のこと
親友Ｚくんからこんなメールが入っていました
「明日どうしてもあってほしいんだ」

それを見てわたしはピンときました。これは別れ話だと
案の定翌日約束の場所へ行くと、彼のとなりには一人のおとなしそうな女性が（本当は前に一回会ってるんだけど）
そして彼はおもむろに言いました

「俺たち、結婚するんだ」

ひどい・・・・　そうやってアタシのこと捨てるつもりなのね？
もう両親にもあなたのこと話してあるのに！
いいでしょう。別れましょう。わたしから。離れましょう。あなたから。嬉しいでしょう。明日から、自由になれる・・・

と、ひとしきり修羅場があった後、三人で仲良くカラオケに行きました
婚約祝いということで、Ｚくんからのリクエストを片っ端から歌ってやりました
『全力少年』『ノーノーダーリン』『想いが重なるその前に』（←これまずくないか？）『崖の上のポニョ』etc
あとはしだのりひことクライマックスの『花嫁』も送ってやりました
挙式は来年五月だそうです。お幸せに

傷心を癒すため、昨日は映画を観にいってきました
一本目は『Ｄ−ＷＡＲＳ』
単純に「大都市のど真ん中に怪獣の群れが現れたらどんなかなー」という発想のもとに作られた映画です。それになぜか韓流の時代劇がミックスされてたりします
前評判は、ものすごく悪く（笑）。しかし男にはダメとわかっていても行かねばならぬ時があるのです
で、結論から申しますと
いやあ、とても面白かった！
怪獣を愛するすべてのひとにおすすめします！　でもそうでない人たちは、決して見てはいけません！
ただあなたが真の映画通を目指しているのであれば、世の中にはこういうトンでもな作品もあるということを知っておいたほうがいいでしょう

二本目は『デス・レース』
大不況のため、荒廃した米国社会。刑務所は国では経営しきれなくなり、民営化に。企業は収益を上げるため、囚人たちに戦争まがいのレースをやらせて見世物にしていた・・・
直前に『Ｄ−ＷＡＲＳ』を見たせいか、話にすごい説得力があります（笑）
主人公は妻殺しの濡れ衣を着せられ、服役することになった元レーサー。愛する娘と再び一緒に暮らすため、優勝者に与えられる「釈放」の権利を得ようとします
この『逃亡者』＋『バトルランナー（ランニング・マン）』みたいな設定が燃えるじゃないですか！
『バイオハザード』や『ＡＶＰ』に見られた、限定空間をとことん遊びつくす姿勢は今回も健在。
そして主人公を苦しめる女所長が「くー、なんでここまで！」ってくらい極悪。こんな女にメタメタのボロボロにされてみたいですね！

そんなわけで一本目で中満足、二本目で大満足でございましたが、似たようなジャンルの映画を立て続けに見たせいか、ちょいと胃もたれが。コンビニの焼肉弁当のあとにカルビ丼を食べたような感じでしょうか
映画をはしごする時は、組み合わせをよく考えましょう

これを読んでる方の中にはマジメな人もいるので念のため書いておきますが、上のほうに書いた「別れ話」とか「捨てられた」というのはネタです。Ｚくんが結婚するのは本当ですが。わたしは普通に女の人が好きです

おわびに上の目もさめるような朝日の画像を見て和まれてください（最近こればっかし）
たまやー

本店に映画『僕らのミライへ逆回転』の記事ＵＰ
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2008/12/post-9844.html