先週から『レッドクリフ』公開されていますが、わたしはどうも今ひとつ見る気になれませんでした
いつのまにかこっそり「part1」とついていたのが気に入らない、というわけではありません。単にもう何べんも見たり読んだりした話だからです
まず金曜ロードショーで放映されたSPアニメ二部作(後半暴走してた)、ついでNHKの人形劇に、吉川英治の小説版、1990年に中国で制作された劇場版(第一部のみ)。そして横山光輝のコミック版とそのアニメ版。「演義」からはだいぶ逸脱してるけど本宮ひろ志の『天地を喰らう』というのもあったな
さすがにこんだけ鑑賞してれば「もういいだろー」という気にもなります。予告観ても、特に目新しいところもなさそうだし


そのはずだったんですが・・・
なんだか世間やネットでの騒ぎを見ているうちに、だんだんお尻が座らなくなってきちゃいました
そこへZくんから電話が
「どうするー キミが行くなら付き合うけど」


・・・・どうしようかな(流されやすい)


それはともかく、この『三国志』というお話が面白いのは、一番の主人公といえる劉備が、なかなかの「へたれっち」であるところにあると思ってます
武勇もない。知略もない。とりえといえば「いいひと」ってことだけ
その「いいひと」ぶりだって完璧なものではなく、うっかり罠にはまったり、つまらないことで意地をはったりしては、部下に多大なる迷惑をかけたりしています
ライバルの曹操や、部下の関羽などの方がよほど英雄らしい


ただ中心人物がヘタレさんなのは『三国志』に限ったことではなく、『水滸伝』の宋江もそうだし、『西遊記』の三蔵法師もそう。これは史実だけど『史記』の劉邦もそう。中国歴史文学の伝統といっていいかもしれません
中心が情けないほど、周囲の群像が輝いて見えるという効果があるようです
それが果たして古の作家たちの計算なのか、なんとなくそうなってしまったのかは、はっきし言って謎です


☆世界のニュースから
オバマ氏大統領当選」
少し前のわたしとママンの会話から
ママン 「結局ヒラリーさんとオバマさんってどっちが勝ったの」
アタシ 「オバマさん」
ママン 「じゃあ彼が新大統領か」
アタシ 「違うって。あれは民主党の代表を決める戦いであって、これから共和党代表のマケインさんとね・・・」
ママン 「マケイン!? 誰だそいつは! そんなヤツぁ知らんぞ!」


この時点でわたしはオバマ氏の勝利を確信しました
あとマケイン氏は名前もよくなかったと思います


☆日本のニュースから
小室哲哉逮捕」
借金はいい。だが詐欺はいかん


以前よく一緒に仕事をされていた作詞家の小室みつ子さん、てっきりお姉さんだとばかり思っていたら、偶然名字が一緒なだけで血縁関係は全くないそうです
あとTMレボリューションはTMネットワークの弟ではありません


加勢大周小室哲哉。二十世紀末、もててもててもてまくった二人の男が相次いで逮捕されました。もしかして次はわたしの番かも・・・と思うと、怖くて夜も眠れません


☆地元のニュースから
「天城いのしし村、今月で閉鎖」
天城にはウリ坊の可愛いショーを見たあと、イノシシの料理が食えるというかなり微妙なレジャー施設があります
最盛期には年間30万人の来場者を誇りましたが、近年は客足も落ち、このほど閉鎖が決まりました
経営者は近所のドライブインに客を取られた、と話しておりましたが、本当のところは最近は別に金を払って見に来なくても、近隣に普通に出没してるからだと思われます
閉鎖する前に、イノシシ食べてこようかな


本店に小説『アルスラーン戦記? 蛇王再臨』の記事と
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2008/11/post-3443.html
仮面ライダーキバのネタ記事UP
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2008/11/go-383b.html