最近あった良いこと


・自分で作った三日目のカレーが、涙が出るほどうまかった
・先日強風の折、飛んでるカモメが横に三メートルほど流されていて、見ていて面白かった
・再開した『ガンダム00』が、相変わらず面白い
・母にもらったジャガイモの煮っ転がしを放置してたら、危険な匂いが漂ってきたが、食べてもなんともなかった
・ここ二週くらいの間で、4軒のお宅からお酒をもらった。わし、みんなから酒好きと思われてるんだろうか・・・
・先ほど焼肉屋で、友人に千円分だけおごってもらった。Zくんどうもありがとお


本当は「すげえ美人と知り合った」とか、「道に大金が落ちていた」とかそういうのが欲しいんですけど


話は変わりまして
わたしが映画を見に行くのは大抵神奈川県小田原しか、静岡県三島市、もしくは沼津市なんですが、ここ二年で沼津市周辺ではぽこぽことシネコンが二軒できました
それまであった老舗の劇場は「新ピカのところとまともに張り合ってもしゃあない」と思ったのか、最近になって東京から落ちてきた単館系の作品をよくかけてくれるようになりました
一年前まではとても近場では見られなかったような映画を次々とかけてくれるのはありがたいんですが、「これ、採算取れるんだろうか」と他人事ながら不安になります。今日だって平日の昼とはいえ、観客自分含めて二人だけだったし・・・
できるだけ協力しようとは思ってるんですけど


で、今日見てきたのはデヴィッド・クローネンバーグ監督の『イースタン・プロミス』。舞台は英国。出産寸前で病院にかつぎこまれ、若くして亡くなった少女。彼女は甘い言葉にだまされてロシアから出てきて、組織に売春を強要されていました。その秘密を知った看護士(ナオミ・ワッツ)は、なんとか生まれた赤ん坊を故郷に返したいと願いますが、その彼女に組織の男(ヴィゴ・モーテンセン)が近づきます。彼の真意は果たして


この映画、「ヴィゴが素っ裸で大暴れする」という噂をあちこちで聞いていて、どれほどすごいものか楽しみにしていました。いやー、すごかったです、ヴィゴの裸
いや、違います! わたしはホモじゃありません! ホモじゃないって言ってんだろ! 誰だ、いま言ったヤツ! ぶっ殺すぞ!!


・・・・失礼しました
クローネンバーグ作品はグログロな印象が強く、なんとなく敬遠気味でしたが、たまたまテレビで観た『ザ・フライ』『デッドゾーン』は好きでした。この二作品と同じ空気が、『イースタン・プロミス』にも流れていました
それは独特のやるせなさというか、一種の諦観美とでもいいましょうか
「たぶんオレ、破滅しちゃうんだろうな。でも仕方ないか。それならせめて、愛する人のために殉じようじゃない?」 そんな空気です


ナオミさんは本当に若いですね・・・ 先ごろ40歳になったとはとても思えません。あとヴィゴさんのセリフで「王がまだいるのに、どうやって王になれる?」というセリフがありましたが、「軍隊率いてモルドールに攻め込みゃあいいんじゃー!!」と全力でツッコミました(心の中で)


このあとも『アクロス・ザ・ユニバース』『イントゥ・ザ・ワイルド』と「遅れ単館系」の鑑賞が続く予定。その合間を縫って『イーグル・アイ』を観にいければなあと


本店に映画『さらば仮面ライダー電王』の記事と
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2008/10/post-0314.html
アニメ『コードギアス 反逆のルル−シュR2』最終回まとめ記事UP
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2008/10/r2-3855.html