昨日は朝から夕方までずーっと池袋におりました


午前中は一人で『宮廷画家ゴヤは見た』を鑑賞
フランス革命の時代のスペインが舞台。異端の疑いをかけられ投獄される少女と、彼女に恋をしたある神父。二人の運命の変転が、高名な画家ゴヤの目を通して語られます
今年見た中でも、かなり痛々しく(痛い、ではない)目まぐるしい作品
監督は名作『アマデウス』を撮ったミロシュ・フォアマン。エネルギッシュなダメ人間を生き生きと描くのが上手みたいです
ノーカントリー』が記憶に新しいハビエル・バルデムがそんなダメ人間をねちっこく、いやらしーく熱演しておりました
ナタリー・ポートマンの「なにもそこまでせんでも」というくらい捨て鉢なアクトにも、ほとほと感嘆しました


午後はオン友さんと二回目の『天元突破グレンラガン 紅蓮編』を鑑賞。まさかこの映画を誰かにつきあってもらえるとは思ってなかった・・・ 感謝感激であります
二回目も涙と鼻水が駄々漏れでした。今回は後にカミナがああなるとわかっているせいか、彼が何か言う度にジンジン来てしまいました。一回目の時もわかってたはずなんですけどね
暴発してしまったのは中天に浮かぶシュザックの表面を、シモンが傷だらけになって這い上がるシーン。なんでここでそんなに泣けるのか自分でもようわからんのですが、こうして書いてる今でもすでに涙目です
あと前回書き忘れたけど、音楽も素晴らしい。この壮大さと叙情性はハンス・ジマーにも引けをとりません


そのあとは「シェィキーズ」というお店でピザを貪りながら話し込んだり、サンシャインシティをあてどもなくぶらついたり、ジュンク堂岩合光昭さんの写真集や世界史の悪趣味な棚に見入ったりして過ごしました


行きかえりの電車で泡坂妻夫氏の小説『喜劇悲喜劇』と、吉田秋生さんの漫画『海街Diary? 真昼の月』を読了
『海街』はたまに大人の話もありますが、基本子供中心なところが好きです
答えにくいことをズケズケ聞かれてるのに、「すずちゃん大好き」と笑って答える
藤井くんの懐の深さに惚れます
あと「この状況キツイっちゃキツイけど」と顔をしかめる風太くんがおかしくてたまりません


本店に大河ドラマ篤姫』の記事13回目UP
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2008/10/post-1355.html