一昨日は友人Kくん(妻帯者)が映画『アイアンマン』を見たいというので付き合ってあげることに。仕方ないなあ! もう!
・・・・でも本当は、わたしのほうがキミの何倍も見たかったんだ! フンガー!!


ところが当日は雨。外仕事のKくん(わたしもだけど)は、かったるくなったのか「延期しない?」なんてメールを送ってきやがりました
わたしは彼の職場に乗り込んでいって鉄拳をお見舞いし、一喝してやりました


「男子が一度誓ったことを、天気ごときで違えるものではないい!」
Kくん「(微笑)わかったぜ・・・ アニキ」


そのあとは、もう言葉は要りません


で、『アイアンマン』のあらすじ
天才発明家にして大企業の若社長、トニー・スターク。彼は自分の作る兵器が国の役にたっているものとばかり思っていましたが、実際はテロリストたちに大量に横流れしていることを知り、愕然とします。トニーはこっそりお手製のパワードスーツをこしらえると、自社の製品を独力で回収、もとし破壊し始めます


アメコミものの醍醐味のひとつは、ヒーローの能力を観客に体感させるところにあります。この『アイアンマン』、その点で非常によくできていました
例えばアイアンマンが飛行しているシーン、重いものを着て飛んでいる、空気を切り裂いてる、Gの負荷がかかっている・・・ そういう感覚が非常にダイレクトに伝わってきました
そのほかもキメの細かいギミック描写がてんこもりです


一歩間違えば非常に嫌なヤツになりかねないトニーという男を、ロバート・ダウニー・JR.が魅力豊かに演じています
自分の過ちを部下にも会社にも任せず、独力で償おうとするところが素晴らしい
やはり「責任を取る」とは、「丸投げ」とか「あなたとは違う」とかそういうことではないと思います
「テメエのケツはテメエで拭く」(淑女のみなさん、失礼)・・・そういうことではないでしょうか


「お尻を拭く」と書いてふと思ったのですが、あのアーマー、着用時にトイレに行きたくなったらどうするんだろう? ・・・・きっと天才トニーのこと、自動排出システムもちゃんと作ってあるに違いない!


ちなみに実際の技術はどんなもんかというと、こんなモノが開発されていたり、
http://jp.youtube.com/watch?v=HjHyNNyC62Q
こんな記録が達成されたりしています
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200809260038.html
アイアンマンまでもうちょっと、って感じでしょうか


あとリアルな武器商人がどんななのかは、ニコラス・ケイジ主演『ロード・オブ・ウォー』をご覧ください・・・