sga8512008-08-04

相変わらず暑いですね。毎日毎日汗水大量に流しているのに、一向に体重が減らないのは、一体なぜなんだろう・・・


そんな中、マイ職場では例年通りアロハキャンペーンを実施中。さすがにもう3年目ともなると、こっちもヤケ、いや慣れっこです。ハイ


で、その格好で行ってきたわけじゃありませんが、今日はまたバイクをとばして映画『インクレディブル・ハルク』を観てきました
この映画、まだ公開して4日しか経ってないんですよね。でもすでにだいぶ忘れ去られてるような・・・・ 『ダークナイト』の大フィーバーのせいで(笑) まだ先行上映しかしてないのにねえ
そういえばハルクって昔特別企画でバットマンと対戦したことがあるんですよね。結果はもちろんバットマンの勝利。さして思い入れがあったわけでもないのに、なんだかハルクがすごく気の毒になってきました・・・・
だから決めました。わたしは『ダークナイト』より『インクレディブル・ハルク』を応援します ・・・・一週間後には意見が変わってるやもしれませんが・・・・


で、映画のほう。放射線の耐性に関する実験を行っていたブルース・バナー博士は、うっかり大量のガンマ線を浴びてしまって緑色の巨大な怪物へと変身してしまう
その後体は元に戻ったが、恋人を傷つけてしまった罪の意識から、彼女の元を去り、異国でひっそりと暮らすバナー。しかしその驚異的なパワーを兵器として利用しようと企む軍は、バナーを捕らえるべく精鋭を彼の元に送り込む・・・・


アメコミというと「勧善懲悪」というイメージを抱いておられる方も多いようですが、前半はかなりその色が薄いです。まあハルクってヒーローというよか、モンスターですからね。むしろハルクを捕まえようとするベテランの軍人、ボルンスキーの方が正々堂々としていてかっこいい
ところがボルンスキーが勝負にこだわるあまりドーピングに手を染めたあたりから、その立場が逆転。ブルースは怪物化しても恋人を見分けられるようになり、彼女を守るために禁断の力を解放することを決意します


前半のメロウなムードと後半の正統派アメコミアクションがどうもうまくかみ合ってないような・・・・ 結末もハルク同様散らかしっぱなしのままだし・・・・(応援するんじゃなかったのか?) 
・・・・まあそんな風に不満が多少ないでもないですが、全体としてサービス精神あふれるナイスなエンターテイメントでした


話は変わりまして、ギャグマンガの天才とうたわれた赤塚不二夫先生が長い闘病の末、先日亡くなられました
こないだ『恐怖新聞』について調べていたところ、「トラウマになった漫画」という2ちゃん系のスレッドを見つけました
http://occultycurrymania.myhome.cx/occult/htmlold/1024/1024067683.html
んで、意外な事に何人か『天才バカボン』をあげてる人がいるんですよね(74、867、881のあたり)
そういえばけっこうサディスティックな話が多かったような・・・ 『おそ松くん』なんかはもうちょっと牧歌的だったと思ったんですけど。まあ先生も追いつめられていたのかなあと
ギャグマンガはもって3年、ほどほどに手を抜いて5年と申します。常に新しい何かを求めていた赤塚先生は、それこそ身を削るような思いをしてギャグをつむいでいたんでしょうね(娘さん談:常に飲んでましたから)


わたしが好きなのは『もーれつア太郎』の主人公、ア太郎の名前に関するエピソード。お若い皆さんはア太郎がなぜ「ア太郎」というのかご存知でしょうか
彼の両親が「男の子をたくさん産んで最後に一人女の子を作ろう、と誓った長男であるためで、次男以降は『イ太郎』『ウ太郎』…と命名されるはずだったが、ア太郎の誕生後すぐに母親は他界してしまった。」
なんだか笑えて泣ける話じゃあーりませんか

本店に映画『ハプニング』の記事UP
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2008/08/m_5a2d.html