日曜夜はまた地上波映画を観ておりました。お題は『リーグ・オブ・レジェンド
これ劇場まで観にいったんですよね。原作本も持ってます。そういや漫画家のみなもと太郎先生にプレゼントしたこともあったな。先生あれ読んでくれただろうか(怪しい)。ちなみに正式なタイトルは『ザ・リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン』といいます。長すぎ


アラン・クォーターメン(日本じゃこの人マイナーですよね)にネモ船長、透明人間にジキル博士といった面々がチームを組み、世界大戦の勃発をもくろむ悪の組織と戦うという話。原作にあったブラックな要素がきれいに抜け落ちているせいか、原作者は怒ったそうですが(まあこの人、自分の映画化作品にはみんな怒ってるんですけどね)、すげー薄っぺらいノーチラス号や、終盤のハイドVSパワードハイドの戦いなんかがツボにはまったので、わたしはけっこう好きです


彼らの活躍で世界大戦はひとまず防がれるわけですが、結局あとで実現してしまうのが悲しいですね。悲しいといえば、ビールを飲みながら観てたらとてもいい気分になってしまい、中盤丸々寝てしまったのも悲しいです



昨日は劇場まで話題作『スピードレーサー』を見てきました
ご存知の方も多いでしょうけど、古の日本アニメ『マッハGOGOGO』を原作とした映画です
予告観たときの印象は「中身とか何にもなさそうな感じだなー」でした(笑)
んなわけで地雷を踏む覚悟で鑑賞に臨んだのですが、いやあ、なかなか踏みごたえのある地雷でした!!
確かに細部はめちゃくちゃ強引です。1秒に一回つっ込めます。ですが意外に心のストーリーはしっかりしてるんですね
「自分はなんのために走るのか?」と悩む主人公。そんな彼に暖かなアドバイスを送る周りの大人たち。そしてそれらのアドバイスが、クライマックスのバトルのシーンに見事に結実する。こういう「セリフを大事にする映画」っていいですよね


ウォシャウスキー兄弟ならではの映像サービスも堪能しました。レースというか車の格闘アクションになってました。中盤のラリーのあたりなんかそれをやりすぎてもはや『マッハGOGOGO』というよりか『チキチキマシン猛レース』になってましたが、それも吉幾三です
ただこれはやっぱり「正しい男の子ための映画」だと思いました。女性にはむかないような気がします


おまけ
マッハGOGOGO』で検索してたらYOU TUBEでこんな動画・・・というか静止画像見つけました
「アダルト一休さん
http://jp.youtube.com/watch?v=jd2LnuVkEz4&feature=related


よくこんなくだらねーこと思いつくな・・・・
感心した