昨日も一日雨。今朝も少し降っておりました
さすがに空元気がもつのは一日くらいです(笑)


さて、いま世界のあちこちで火のついたような騒ぎが起きています
聖火リレー ブエノスアイレスでも抗議行動予告」
「米聖火リレー、隠密裏にルート変更、閉会式なく空輸」
「聖火騒動、香港ピリピリ ルート短縮検討」
「聖火パリでも妨害、一時火を消す 8人を拘束」


ま、リレーが続くかどうかなんてわたしにゃ対岸の火事でしかありませんが、チベット問題に関してはそれなりに胸を痛めております
連日の報道を耳にしているうちにいくつか思い出した作品があったので、忘れないうちに書き留めておくこととします


1:『新西遊記』(久生十蘭
文明開化のころチベットまでお経を取りに行った僧・河口慧海を題材にした題材にした短編小説
でも覚えているのは河口さんのことよりも、チベットが編み出した世界でもっとも残酷といわれているある刑罰。過激すぎてちょっとここでは書けません


2:『栄光なき天才たち』(森田信吾
週間ヤングジャンプに連載されていたノンフィクション・コミック。その中のスウェン・ヘディン編
ヘディンさんというとタクラマカン砂漠の決死行が有名ですが、そのあと再三に渡ってチベットに潜入し、そのたびに力ずくで追い返されてたそうです


1,2から連想されるのは(少なくとも戦前は)「よそ者を極力受け付けない怖い国」というイメージですが、それをもう少しファンタスティックに描いたのが


3『セブンイヤーズ・イン・チベット
成り行きで7年チベットにとどまることになった探険家ハインリッヒ・ハラーの体験記。監督はジャン・ジャック・アノー。主演はブラッド・ピット
公開からもう十年経ちますが、これが一番メジャーですかね
恐らく自分のまだ半分も生きていない少年ダライ・ラマに、「家族の下へ帰りなさい」とじゅんじゅんと諭され、おとなしく言う事を聞くブラピが印象的な映画でした
そういえばこの映画も「おれらを悪者にしたな!」ということで中国政府からバッシングを受けていたっけな


まあわたしにできることといえばこうやって頭の中でうだうだと考えることくらいで。いつもながら自分の無力を痛感いたします


暗くなっちゃったので明るい?ニュースをひとつ
「『異星人に狙われている』男、隕石が5回も家に落ちてくる」
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070411_five_times_meteo
ボスニア人の男性Radivoje Lajic氏の家には、驚くことにこれまで5回も隕石が落ちてきているとのこと。」「落ちてきた隕石は、ベオグラード大学の専門家達によって全て本物であることが確認されており、Lajic氏は自分が異星人に狙われていると信じているそうです。」


聞くところによると天体というのは極めて正確な時計のようなものであるそうです。もしかすると、その時計の歯車にうまいことはまっちゃったのかもしれません(わけわからん)
ちなみにギネスブックには「七回雷に当たった男」というのが出ているそうです
その方はアメリカはバージニア州のロイ・C・サリバン氏
ただ最後は雷に当たったのではなく失恋して自ら命を絶ったのだとか


・・・・やっぱり暗くなっちゃいましたね。ふうううううううう


本店に小説『柳生武芸帳』上巻の記事UP
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2008/04/post_0b44.html