sga8512008-04-05

本日は最近終わってしまった&新しく始まったテレビ番組について
まずは終わってしまったものから


墓場鬼太郎
最終回は人はなぜ生きるのか、なんのために働くのか、を鋭く風刺した内容でした
が、シリーズのファイナル・サブタイトルが「アホ男」とは、もう少しなんとかならなかったのでしょうか
人の命など屁とも思っていない鬼太郎がかえって爽快なシリーズでした
できたら『ゲゲゲ』初期の名作をこのテイストでアレンジして、第二期を作ってほしいものです


ガンダム00
正確に言えば第一期が終わっただけで、半年後には第二期が始まります
今回のガンダムは戦争根絶を目指して、世界各地の武装勢力ガンダムが片っ端から潰して回るというあらすじ
んで、主人公たちがいなくなってしまったら世界が平和になってしまったという、めちゃくちゃ皮肉の利いたオチでした


自分はガンダムとは基本的に「つかずはなれず」というスタンスですが
このシリーズにひかれているとするなら・・・
我々は大宇宙の中にあっては無きに等しいゴミカスのような存在です
そのゴミカスが、無限の闇の中で必死に自分の生を、存在を、意思を証明しようとする
そんなところかと思います
特に『00』は「世界を相手にケンカを売る」という話だったせいか、それを強く感じました


困った点をひとつ
どう考えても死んでるだろ、こりゃ、というキャラが数名生きてました(笑)
なぜ人は同じ過ちを繰り返すのでしょう・・・・ あ、自分は『SEED』も評価してますけど


始まった番組
ケータイ捜査官07』
三池崇史氏がシリーズ監督を手がけている近未来SFドラマ
携帯電話型の小型ロボットと、相棒の少年捜査官の活躍を描きます
ロボはどういう働きをするのかというと、敵のアジトに潜入して、元凶になってるコンピューターをプログラムし直したりします
当然敵の邪魔が入ります。そこで人間の出番。携帯が安心して作業できるよう、体を張って血まみれになって犯罪者を足止めします
・・・・なんか釈然としませんね
なかなか気合の入った作りでした。青臭い少年とクールな携帯のやり取りは、名作コミック『寄生獣』の新一とミギーを思い出します


星新一ショートショート劇場』
星新一の名作を映像化。アニメだったり実写だったりCGだったり
印象は「黒い」(笑) といっても「どす黒い」というほどではなく「チョイ黒」程度
一回目のラインナップは「約束」「不眠症」「ボッコちゃん」
いきなりボッコちゃんかよ!
この話、小学生のころ読んで意味がよくわからなかったのですが、後にもう一度読んでみてその「黒さ」に震え上がったものでした
ただ番組ではユーモラスな映像とあいまって、それほど怖さは感じられませんでした


ほんで明日からは『コードギアス 反逆のルルーシュR2』が始まります
そうか・・・ あのすごくキリのいい最終回(皮肉)からもう一年経ったのか・・・ 月日の経つのは早いものです
他者を一度限り服従させられる能力を持つ少年が、国家転覆をもくろむお話
『00』が一般の人にすすめられるのにくらべ、これはアニメ好きじゃないと厳しいかな


続行中の番組についても
仮面ライダーキバ』#9,10
キバにしては珍しいシリアス回。カエル怪人のデザインがもっとスマートだったら、もっと感動したと思う
今回のウンチク:『ひまわり』の落札価格とニスの重要性
あと「おにゃんこ」はもういいいです・・・


『大奥』じゃねえ、『篤姫』#12・13
家族に見送られ江戸に旅立つ篤姫。そこには案の定意地悪な継母がおりました。顔半分を布で覆っているのには何か意味が?
最近征悦さんが本物の西郷に見えてきました。かなりわたしのイメージと近いです


本店に漫画『雲竜奔馬』の記事3回目と
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2008/04/post_293a.html
平成ライダーネタ記事『キバ』編UP
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2008/04/post_fcc5.html