昨日は東京のお友達から「一緒に飲もう」というお誘いを受けたので首都に上っておりました


午前中は一人で映画『ペルセポリス』を鑑賞。イランの女性がフランスで作ったアニメ映画です。ちびまる子ちゃんがイランで生まれていたらこうなっていたのかなあ・・・なんて言ったら怒られるでしょうか。アメリカから「悪の枢軸」と呼ばれたこともありましたが、イランの庶民のみなさんがどんな暮らしをしてきたのかなんて、ほとんど知られてないのが現状。そういう意味では大変勉強になりました
後半少し重苦しくなるところもありますが、全体的に明るくポップで可愛い作品。今年の映画の〆としてはまんずまんずでございました


午後から友人と合流。そんで例の『フィラデルフィア美術館展』を一緒に観てきました。本音を言うと『ロボット博』の方に行きたかった(笑)。まあそいつは別の機会に
足りない頭を一生懸命こねくりまわしてたくさんの名画を鑑賞してみましたが、果たしてその価値がわかったのかというと、どうにもこころもとない
でもだいぶ前に来た『ニューヨーク近代美術館展』の時と比べると、普通に「安らぐ」「可愛い」「面白い」と思える作品が多かったように思います


そのあと上野でお茶をして、新宿のオサレな居酒屋で飲んできました。映画や漫画、ブログの話などしてわたしは大変楽しかったんですが、時々しょうもない話題などもふって相手を困惑させる時もあり。あとで反省しました。例:仮面ライダーとか


行きかえりの電車で山田風太郎の『地の果ての獄』読了。明治初期の北海道の監獄が舞台。ある事情から「全てやりなおそう」と、看守としてそこへ赴任してきた青年が、様々な傑物、悪党と関りあうちに大きく成長していく・・・というストーリー
これも『ペルセポリス』と同じく設定はメチャクチャ暗いのに、作品からは底抜けの明るさが伝わってきます。とっても面白かった。興味を持った方はぜひ・・・ と言いたいところですが、出版社には現在在庫がないそうです(泣)


本店にCGアニメ映画『サーフズ・アップ!』の記事UP
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2007/12/post_3cd2.html


今日の鼻歌 『ロッキー』のテーマ