タイに行った姉が「向こうに持っていけないから」ということで車をくれました
これでようやくバイクオンリーの生活とおサラバです
車種はラパン。こいつが30過ぎの野郎が乗るにはちょいと可愛らしい車なんですけど(ラパンって「ウサギ」って意味らしいし)、貧乏人なんでぜいたくは言ってられません
んで、昨日はそいつをさっさかさーと洗って、その後映画を観にいって来ました
お題は『新生ヱヴァンゲリヲン  序』


実はこのアニメ、あんまし好みではないんです。でもその面白さと吸引力に引っ張られて最後まで付き合った作品でした。で、今回も引っ張られてしまったわけですが(笑)
十二年前、庵野監督はこんなことを言ってました
「シンジくんって昔の監督がモデルなんですかってよく言われるけど、そうじゃない。シンジくんは今の僕です。実際に14歳の少年を演じられるほど僕は幼いわけで」
自分もこの十二年、果たしてどれほど大人になったかなー、と考えると、甚だ心もとない。そんな現実をつきつけられるようでちょっと観るのが怖くもあったんですが、けっこう客観的に作品を楽しむことができました。内容的にはテレビ版のリメイクながら、一本の映画としてよくまとまっているな、と。続編はさらにオリジナルから外れていくそうです


で、それとは全然関係ありませんけど、今日店にヘンな人がやってきました
夜中の三時くらい、わたしが仕事の準備をしていたら、突然二十代前半くらいのイケメン風のアンちゃんが入ってきました。それで「○○××というヤツを指名手配してください」などと言う。てっきり酔っ払いのおふざけかと思い、「あー、すいません、今取り込んでますんで」と適当にいなしてたんですが、そのうち「そうやって見て見ぬフリすんですか!」と怒り出しまして。なんか目も座っちゃってるんです。んで、「あそこに派出所がありますから」と案内してなんとか引き取ってもらいました。後姿を見ていたらかなりフラフラしていました。おふざけではなかったようだけれど、酔っ払いだったのはまちがいなかったです
「親の顔が見たい」っていう言葉は、こういうとき使うんだなーとしみじみ思いました。あとで「酒の上とはいえ、迷惑かけちゃったなー」と反省してくれりゃいいんですけどね