sga8512007-04-27

期間限定プライスダウンの言葉に吊られて、こんなもの買ってしまいましたよ
ふ・・ふふ・・・ わたしったらバカね・・・・ 例え買ったところで、いつ観られるかわかりゃしないのに・・・・


話は変りまして
あさのあつこ『バッテリー』全巻読了しました。もともと児童書として出版されたものですが、「あまりにも面白い」ということで大人にも人気が飛び火した異例の作品です。中学生離れした剛速球を放つピッチャー原田巧と、彼の球に魅せられたキャッチャー永倉豪の友情の物語・・・・と言いたいところですが、そうも言いがたいものがありまして。二人の関係は「友情」というよりか、「真剣勝負」に近い
主人公の原田君はとっても自己チューな少年で、「自分のやりたいように球を投げる」そのことしか頭にありません。そして相棒?である豪くんも、「ふにゃけた球を放ったらぶっとばす」という姿勢で彼に挑みます。そんな緊迫した関係が、文庫本6冊に渡って続きます
話の中でまともに語られる試合は2ゲームだけ。そしてこの手の物語にありがちなヒロインも、ほとんど出てこない。いわば非常にそっけない作品ですが、作者と登場人物の真剣さに最後までひきずられてしまいました
で、読み終わっての感想なんですけど
作者がああいう風に終らせたのは理解できます。これは「バッテリー」の話なんだから、彼らが一つの到達点に達したところで終るべきなんだろうと。そんで全部風呂敷をたたまないで、読者が想像できる余地を残しておく・・・それがブンガクというものなのでしょう


そう、よくわかります。でもやっぱりこう思いました
「あっけね・・・・(涙)」


再放送ドラマ『華岡青洲の妻』第二回
息子が帰った途端冷酷な鬼へと豹変してしまった姑。笑顔でスパスパと言葉のナイフをつきつけてくる田中好子本当に怖い。それに青洲先生はまったく気づかない。谷原さんらしからぬ非常にさわやかな役だが、どっか学者馬鹿と言うかニブチンである。それにネコちゃんにあんなことするなんて! 許せない!
象徴的に出てくる曼荼羅華。外見は美しいのに、中に毒を秘めたその花は、華岡家のすさまじき女性たちを表わしているのかもしれない


気の長いニュースふたつ
リニアモーターカー、2025年正式運行予定」
2025ということは18年後、そのとき俺はいくつになってるのやら
「地球によく似た惑星発見。人類住めるかも?」
てんびん座の方角にあるそうな。ただし光の速さで行ったとしても、片道20年はかかる。コールドスリープも同時に開発しないとねー


本店に大河ドラマ風林火山』のネタ記事UP
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2007/04/post_25ec.html