日曜日は実家にお客さんが来ていたので、屋上でバーベキューをしました
少々雲が出ていましたが、幸いな事に雨は降りませんでした。どうやらレインマンの呪いが、徐々に解け始めているようです。ほっ


そんなわけでコンディション的にはまったく問題なかったのですが、火力を保つのにけっこう苦労しました
鉄板を上にかぶすと、空気が入りにくくなるせいか、なぜか火がしぼんでしまう。仕方ないので中火くらいの火で、しょっちゅう燃料を足しながらじりじり焼いておりました
あとで聞いたところによると、ただ雑然と炭を放り込んでいたのがよくなかったようです。ちゃんと火を保ちやすくする積み方があるようで。やはりバーベキューをやる時は、誰か一人手練れがいてくださると助かりますね


しかしまあ焼けたことは、焼けたし特に金網で焼いた焼き鳥はなかなかの絶品でした。これで今年ももう思い残すことはない・・・かな


一通り片付いた後、一時間ほど運転して映画館へ。こちらでは遅れてかかるミニシアター系の作品は二週間限定のことが多いので、見たい作品がある時は時間が空いたらさっさと行かねば見そびれてしまうのです


一本目は『ミレニアム2 火と戯れる女』。スウェーデンのベストセラーが原作のミステリー映画第二弾
超頭脳と炎のように激しい気性を持つスーパーヒロイン・リスベットが、自分にかけられた濡れ衣を晴らすため、巨悪に戦いを挑んでいくというストーリー。そんなリスベットの姿に、わたしはどうしても『BANANA FISH』のアッシュ・リンクスが重なってしまいます
前作でリスベットと共に事件を解決したルポライター、ミカエルは今回も影ながら彼女を応援しますが、リスべットはもっぱら個人行動。それでもひたむきに「あなたの力になりたいの」とメッセージを送り続けるミカエル。本当にこのオヤジの乙女くささはどうにかならないものでしょうか
そしてお話は完結編である第三作へと続きます


二本目は『レポゼッション・メン』。ジュード・ロウ主演の近未来サスペンス作品。これなんかもうDVD出ちゃってるんですけどね・・・
人工臓器の利用が非常に多くなっている未来社会で、ローンが払えなくなったお客さんから臓器をスパスパ回収していく「レポ・メン」のお話
そんなことしたらお客さん死んじゃうでしょ、と思いますが、どういうわけかこの社会では「それは仕方ないこと」とされてるようです
そんな風に殺伐としたお話ではあるのですが、皮肉めいたユーモアセンスや、レトロチックなBGMの組み合わせが、妙にヘンテコな空気をかもし出していました
現代社会への風刺や未来社会への警鐘と並行して、主人公とその親友の奇妙な友情物語も語られます。ロウさんは『シャーロック・ホームズ』でもわがままな友人に振り回される役柄であったな・・・
結末はなかなか意表をつかれます。この結末もまた、賛否両論いろいろありそうですね


今月はなぜか来月頭まで予定がびっしり詰まっております。珍しいこともあるもんだ。あまりのきつさにオジサン鼻血が出ちゃいそう。あ、でも、がんばります。フガッ