最近映画のことか本のことしか書いてませんね。そんな変化に乏しい、枯れ切った毎日だということです。ふううううう


さて、本日のお題はまず映画『プレデターズ』。『エアベンダー』と『ソルト』とこれとでどれにしようか数秒考えて、これにしました。理由は「宇宙人が出てるから」 それ以外になにを欲しましょうや


今回は全地球から選ばれた殺人のスペシャリストたちが、謎の惑星に連れてこられてプレデターさんたちに狩られてしまうというストーリー
あのエイリアンさんたちと互角に渡り合ったプレデターさんが、いまさらホモ・サピエンスなんて相手にしなくても・・・とも思ってたのですけど、いや、なかなかやるじゃないですか、地球人!
そんな風に「実は一番恐ろしいのは人間だ」みたいな深遠なメッセージもこめられてるのに、演出的に失笑してしまうようなところが幾つかあり、あまりよく伝わってきませんでした(笑)


ぶっちゃけ、森の中でプレデターズと地球人たちが、二時間必死こいて遊んでるだけというどシンプルな筋立てでありまして。それでもなかなか飽きさせない工夫がしてあって好感がもてました。はい


あとマンガ『キングダム』総集編第二巻について
秦王の座を取り戻すべく都に戻る政と信。王宮にて血を血で洗う激戦が始まります
一巻も相当な面白さでしたが、二巻もまた輪をかけて面白い!
なんでこんなにオモロイのか考えてみました。理由の一つは主人子の信がまだ子供だからかも。まだまだ背丈の足りないガキンチョが、ところせましと紙面をかけまわり、大人でも怖気を振るうような怪物に「うっせえ、ハゲ」と立ち向かっていく。その辺にブルブルと震えのくるようなカタルシスを感じるのです


あとやっぱりストーリー、絵柄、セリフのひとつひとつがとてもしっかりしてるんですね
特に敵対してる弟に対し、「お前は少し人の痛みを知れ」と政が言うシーン。言葉に、眼差しに、拳のひとつひとつに本当に重みを感じます
そう。すべての人が本当に人の痛みを知っていたなら、今ある悲惨な事件はもっと少なくなっているでしょうに


総集編はひとまずここまでのようなので、続刊は普通に買うか、新たな総集編が出るのを辛抱強く待つか・・・ たぶん単行本買っちゃうだろな。ブックオフ