sga8512008-09-16

昨日はここんとこ毎月恒例になってしまった都参りに
まず都へ行く前に、川崎チネチッタで『天元突破グレンラガン 紅蓮編』を鑑賞
チネチッタ、始めて来てみましたが、なかなかオシャレでいいとこでごわした。また来てみたいです
さて、『グレンラガン』、名前の通りロボットアニメでございます
祝日のせいか、午前中の上映だというのにかなり埋まっておりました。客層は青年オタクが半分、その他が半分といったところ。わたしは親子連れとカップルに挟まれての鑑賞となりました。っていうか、こんな映画をカップルで観に来るんじゃない!


・・・と思ったんですが。いやー、すごい。すごかった。総集編としてのツギハギ感が全く・・・(むにゃむにゃ)ほんのちょっとしかありませんでした
っていうか、総集編とか一度見た話とか、思い切り「つづく」で終ってるとか、そういうことは関係ないです
アートとして、エンターテイメントとして、映画として、これの上を行く作品はそうありません。スクリーンでこれほど高揚感を感じたのは本当に数年ぶり。『グレンラガン』は大画面で見てこそ真価を発揮する作品だったのだなあ


上映終了後、カップルの兄ちゃんの方が号泣しておりました。いいとも、心行くまで泣きたまえ。たとえ彼女がドンびきしようとも。おれも人目をはばからず泣くぞ!(本当ははばかりつつ泣いてたけど)
・・・まあそんな感じで
というわけで、「ロボアニメ」という偏見に囚われず、一人でも多くの人にこの興奮を味わって欲しいです。それでも「たぶんわたしは見ない」というひとにはこの言葉を贈ります


「キミたち・・・・ 損してるぜ?(フッ)」


天を突破したあとは渋谷で『落下の王国』を観てきました。劇場は『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』以来二度目となるシアターCQN。前回は慌ててたせいで思い切り通り過ぎちゃったりしたけど、今回は普通にたどりつけました
ザ・セル』監督による、これまたアート魂炸裂な作品


まだ映画がサイレントだった時代。橋から落ちて両足を怪我した俳優ロイは、入院先でアレクサンドラという少女と出会う。波乱万丈のホラ話を聞かせて、アレクサンドラを魅了するロイ。しかし彼がそうしたのには、ある秘密の理由があったのでした・・・


各国の世界遺産をバックに冒険を繰り広げる、ゴレンジャーが如くカラフルな勇者たち。その映像はまことに幻想的というか、前衛的というか
ただ早朝仕事をしてきた上に、『グレンラガン』のあとだったのがよくなかった(笑) 前半時々いい気持ちになりすぎて意識が遠くなってしまったりして


あとこの話、やりようによってはけっこう人を感動させるようにも作れると思うんですけど、涙が流れそうになる直前で、突然はぐらかすような流れがけっこうありました。わたしもいたずらにお涙ちょうだいみたいな作品はあまり好きではありませんが、こんな風にされても当惑してしまったりして


しかし前述したアート魂は確かに一見の価値ありです。CGを使わずにこんだけワンダフルな映像を作り上げたターセルさんに拍手


さらにその後に東京のご友人方と新宿で4時から(笑)飲み会
店の名前は「ワタミ屋」だったか・・・そんな名前
焼きうどんとじゃがバター餅とやらがおいしゅうございました
議題は『ガラスの仮面』とかスタジオジブリについてとか。ほかいろいろ
最近の録音機器についてのお話は勉強になりました。まあ半分もわからなかったわけですが。ダメじゃん!!