sga8512007-10-29

今日は電車で片道一時間十五分もかけて、静岡市へ『パンズ・ラビリンス』を観て来ました。『パンズラ』は横浜でもやってるんですけど、同じ劇場で『キサラギ』もかかってたのでこっちに来ました
劇場は「サルトナートホール」というところ。こちらスクリーンが小さい上に、上映中は飲食禁止で途中退場も禁止。なんだか映画館というより文化会館のような施設でした(もちろんお金は取る)
こういうときに限って途中でおしっこに行きたくなってしまうものですが、今日見た二本は尿意を微塵も感じさせないほどのめりこんで見てしまいました


まず『キサラギ』。謎の自殺を遂げたアイドルの一周忌に、彼女のファンだった変人5人がオフ会を開く。そこで激論を交してるうちに、事件の真相に迫っていくという内容
いやあ、これ殺人的に面白かった。大(小か)スクリーンで見る意味など全くない映画なんですが、そんなことどうでもいいくらいに面白かった
似たスタイルのものとしては三谷幸喜の『十二人の優しい日本人』がありますが、あれよりシンプルでレベルアップしてる印象です


で、本命の『パンズラ』。内戦時のスペインが舞台。事情でサド気質の大佐の館に住むことになった少女が、近所の森で牧神パンに出会い、難題をふっかけられる話
うーん・・・ ひどい話ですね。出来がじゃなくてストーリーが。痛々しい描写も山盛り。まさに「大人のための残酷童話」という感じです
「世の中真っ暗闇だけど、だからこそ夢を信じたいじゃない? つか、夢でも見なきゃやってられねーよ」という監督の思いが伝わってきたような気がしました。そんなトロ監督の次回作は『ヘルボーイ2』です。素敵だ!


帰りの電車で本屋で買った夢野久作の『少女地獄』なんか読んでたら、さすがに頭がクラクラしてきました。なんかアレなタイトルですが、別にエロ小説ではありません


昨夜はひさしぶりにテレビで『バイオハザード』も観ました。今やってる「3」と比べてみると、明らかにジョボ姉さんが若い
嫌なシーンは大佐?が角切りにされるところ。好きなシーンはジョボ姉さんが犬にとび蹴りを食らわすところ


風林火山』#43
甲斐でスキンヘッド&改名が大流行する話。他になんかあったかな・・・ ま、いいや
ガリレオ』#2
早くも周回遅れ(笑) 今回のネタは幽体離脱。見えないはずのところから、なぜそれが見えたのか、という話。すごくまろやかな『怪奇大作戦』みたくなってきました。真犯人は1カットたりとも出てきませんでしたが、まあそういうのはどうでもいい話ですね


本店に『天元突破グレンラガン』の記事UP
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2007/10/post_43ed.html


今日の鼻歌 岡村孝子 『あなたの夢をあきらめないで』