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めっきり気温も低くなり、そろそろ冬の足音が近づいてきましたね・・・ と言いたいところですが、現在ラザニアだかヘルニアだかの影響で台風がこちらに向けてずいずいと接近中。大きさからいってたいしたことはないと思うけど
先日美術展の話など書いていたら、ひとつ忌まわしい記憶を思い出しました
そう、あれはいまから12年ほど前。わたしはやはり付き合いで上野でやっていたニューヨーク近代美術館(MOMA)展を観にいったのでした
「近代」と付いているだけあって前衛的な作品が多く、いまとなっては何があったのかほとんど覚えちゃいないんですが、一つだけ鮮明に脳裏に焼きついている絵があります
それは『アブラハム』という絵・・・だったんだろうな。深い青のバックに、濃紺のぶっとい帯が縦に引かれている、ただそれだけの絵。こういっちゃなんだけど、まるで出来そこないの国旗みたいな作品でありました
絵の下の解説にはこうありました
「この太い帯は、父親の深い苦悩を表わしている」
なぜ・・・ なぜあなたはそんなことがわかるんですか? あなたは神なのか? この世にわからぬことなど何もないのか!?
・・・・その時わたしは悟ったのでした。ああ、きっとボキは生まれながらにしてゲイジュツというものが理解できない、そういう星の元に生まれたんだって。そんな人間が芸術学部に4年間もいたというのも、まことにお笑いマンガ道場な話です
『ULTRASEVEN X』#3
今回はちいとばかしコミカル&シニカルなお話。お金と引き換えに生命エネルギーを売り渡しているアホな若者たちをモチーフに、人に守るべき価値があるのか? を問いかける内容
本店に『風雲児たち』というか『雲竜奔馬』の記事一回目をUP
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2007/10/post_103f.html
画像は「なーに見てんだよ。と言いたげなモン吉先生。すでにコークスクリューブロウ発射体制